『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』

全世界の女性が待ち望んだ(言い過ぎ?)シリーズの最新作、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』が今月29日にいよいよ公開を迎える。


整形疑惑が取りだたされたブリジット役のレニー・ゼルウィガーは43歳という年齢設定のわりには妙にシワシワしてるし、マーク・ダーシ—役のコリン・ファースの方は年相応(56歳!)に年輪を刻んでいるし、いやが応でもシリーズ第1作から15年という歳月の経過を感じるが、ユーモアたっぷりであけすけなブリジット・ジョーンズ・ワールドは健在!1作目の世界を上手く継承した作りになっており、シリーズのファンの期待は裏切らない。

 

シリーズ第2作のハッピーエンドから10年。ブリジットは、またまた独りぼっちで誕生日を迎えていた。隣にマークの姿はない。マークはブリジットと破局後、別の女性と結婚してしまったのだ。寂しいプライベートとは反対に、ニュース番組のプロデューサーとして仕事は絶好調。そんなある日、同僚の誘いにのって野外ロックフェスに出かけたブリジットは、泥酔した勢いでハンサムな米国人ジャックとベッドイン。数日後、再会したマークといい雰囲気になり、こちらとも思わずベッドインしてしまう。さらに数ヵ月後、ブリジットは自分が妊娠していることに気づいて…。

 

「ちょっと!二十歳そこそこの世間知らずじゃないんだから!」という、シャレにならない大失敗を勢いでかますところが、さすがのブリジット・ジョーンズ。なんだかいろいろ恥ずかしいぞ。

 

でも、大いにダメ女っぷりを発揮するとはいえ、ブリジットって、実はものすごく恵まれた女性だ。やりがいのある仕事と、楽しい友人たち。そして何より、決して美人ではないのに、紳士系とワイルド系のタイプの異なる超イケメン2人から求愛されるなんて、まるでイリュージョン! 等身大なのに夢をいっぱい見させてくれるブリジットの恋と人生の行方に、世の女性たちはどこかで自分を重ね合わせて一喜一憂するのだろう。

 

ただ、ブリジットと同じアラフォー独身の筆者としては、この映画のエンディングに対して「ブリジットよ!お前もか!」という気持ちでいっぱい。理由は、ご覧になっていただくとお分かりになると思います。

 

『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
原題:Bridget Jones's Baby
監督:シャロン・マグワイア
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー
配給:東宝東和、ユニバーサル映画
公式サイト http://bridget-jones.jp/
10月29日(土)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開

© Universal Pictures

 

執筆者=新田理恵(フリーライター&エディター)




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