エンタメ=コラム 映画「孫文の義士団」 (2011年公開作品)

舞台は1906年10月イギリス統治下の香港
度重なる列強の侵略に屈し弱体化した清王朝を打倒し、人民による新しい国づくりを目指す孫文が、同志と武力蜂起の密談を行うために逃亡先の日本から香港へ入港する。

 

孫文の香港入りの情報を掴んだ清王朝は密かに暗殺団を派遣するが、その一方、
孫文の考えに共鳴する一部の香港市民は義士団を結成し、身を挺して孫文を護衛する。

 

映画の前半は、義士団を結成するまでの各人の心の動きをスローテンポで感傷的に描くが、後半に入るとテンポは一変、孫文の短い香港上陸時間内での暗殺団と義士団の死闘が、ノンストップアクションでエンターテイメント的に展開される。

 

主演級の俳優が多数出演し、
興行成績及び内容とも文句無しの2009年中国映画最高傑作中の1本。

追伸
ドニー・イェン演じる警察官が当初金銭目的で暗殺団に協力するはずが、離縁した妻の説得に応じ後に義士団に加担する。その心の変化に重要な影響を与えたのが離れ離れになった幼い娘。その娘役の天然の演技に注目。





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